Statusbrewは2020年の初にさらにアップデートしたルールエンジンを提供しています。以前は「Statusbrewのモデレーションルール」として知られていましたが、ソーシャル全体でインバウンド会話を自動的に管理、処理対応することができます。ルールエンジンを使用すると、指定した条件に基づいて会話を更新し、ブランドの評判を台無しにする前にスパムや悪質コメントに対抗することもできます。ちなみに悪質 / 不適切コメントのことなどを「トロール」とも呼びます。
ルールエンジンは一言で言えば、たとえば、投稿のすべてのスパムコメントを非表示にするルールを設定したり、割引に関する会話をビジネスの販売を管理するチームメンバーに割り当てるルールを設定したりできます。
Statusbrewにおける"会話(Conversations)とは?
Statusbrewのコンテキスト上の会話とは、ソーシャルでのあなた(もしくはあなたの企業)とオーディエンスとの間のあらゆる種類の意思疎通を指します。 そのソーシャルでの会話の種類とは、コメント、ダイレクトメッセージ、またはレビューなど様々です。 Statusbrewにあなたが追加したソーシャルプロファイルで受信したこれらの会話はそれぞれエンゲージ機能の受信箱に集約されます。
また、こちらで詳しく説明していますが、エンゲージ機能にある受信箱と呼ばれるものは、ソーシャルでのすべての会話を1つの場所に集約するトレイです。 Facebook、Twitter、Instagram、Googleマイビジネス、LinkedIn、YouTubeのさまざまな会話タイプのインスタントなアップデートを1つのストリームに取得します。
ルールエンジンはStatusbrewのProfessionalsプラン以上でご利用可能です。現在のプランにルールエンジンのみカスタマイズしたい場合はお問い合わせください。
こちらの記事では:
Statusbrewにおけるルールとは
ルールをカスタム作成する
ルールエンジンのおすすめ活用法
- ルールによる会話への自動タグ付け
- ルールエンジンでスパムを管理する
- Automate Customer Service with Rule Engine
- ルールエンジンで自動通知を設定する
Statusbrewにおけるルールとは?
新しいルールエンジンは大きく4つに分けて構成されます:
- Profiles - プロファイル: ルール設定を組み込みたいソーシャルメディアプロファイル / プロファイルグループを選択します。つまり「このプロファイル/プロファイルグループの時はこのルールにする」という最初の条件設定の入り口になりますので、ルールの付与先のプロファイルの設定は必須です。最低1つは必ずお選びください。
Note:
ルール設定に祭して、プロファイル (単一) とプロファイルグループ、両方とも同時にお選びいただけます。ルールエンジンでのプロファイルグループを使うことにより、そのプロファイル自体のマネジメントも容易になります。Learn More - Applies to - 会話タイプ (適用先) : こちらがルールの適用先になります。ルールがアクティブ化される条件を定義します。どんなタイプの会話を受信した時に、という前提を示します。
- 言語 : 特定の言語に対してのみ適用されるルールを選択できます
- 会話のタイプ(Conversation Type) i.e., Facebookコメント、 Instagramコメント、 TwitterのコメントやDMなど
- センチメントタイプ(Sentiment Type) : ネガティブ、ポジティブ、ニュートラル
- テキスト付きのメッセージ i.e 特定のキーワードを含む文書付きのメッセージ
- テキストなしのメッセージ
- @メンションのみのメッセージ - Action - アクションタイプ(実行する行動): 上記で選択した適用する会話タイプに対するアクションをここでは選びます。
ステータス:
- 会話を閉じる
アクション:
- メッセージを隠す (コメントを非表示)
-メッセージを消す (コメントを削除)
- 個別に返信 (Facebookのみ)
通知する:
- Emailで通知する
- デスクトップもしくはモバイルで通知する
- Slackで通知する
ワークフローを組む:
- ユーザーもしくはユーザーグループに割り当てる
- 優先度が高いものとしてマークする
- 会話にタグ付けする
Note:
各ステップにある「+」ボタンをクリックして、合計50のルールを同時に設定することで、単一のルールに複数の条件またはアクションを追加できます。
こちらが会話タイプごとに可能なアクション一覧です。
カスタムルールの設定方法
プライマリーオーナー、オーナー、管理者もしくは権限を付与された担当者はStatusbrewのルールエンジンへのアクセスが可能です。
- スクリーン左上のホームボタン
をクリックしてダッシュボードからルールエンジンというメニューを選択してください。
- 新しくルールを追加するには、右上の青い条件を追加ボタンをクリックして、まずはルール名を決めましょう。(例:スパムの削除)
- 希望のソーシャルプロファイルもしくはプロファイルグループを選択します。このプロファイル(もしくはグループ)が条件元になります。ルールに含めるまたは除外する条件を追加します。 Xをクリックして、ルールからプロファイル/プロファイルグループを削除することもできます。
- 次に上記で選択した条件に対するアクションを下記から選びます。確定したら保存しましょう。
Statusbrewで一度作成したルール(条件)を編集もしくは削除するには:
- スクリーン左上のホームボタン
をクリックしてダッシュボードからルールエンジンメニューを選択します。
- 編集もしくは削除したい既成のルールの右側にある3点ドットメニューをクリックして編集 / 削除を選びます。
- 編集中に、フィールドを変更したり、ステップの横にあるXを使用して編集中のフィールドを取り消ししたりできます。
- 保存して終了です
ルールエンジンのベストプラクティス
ルールエンジンを使ってエンゲージの受信箱を自動化することのベストプラクティスをご紹介します。
ルールに沿って会話にタグ付けを自動化
会話にタグを付けると、受信箱の合理化と管理に役立ちます。ルールを使用することにより、このプロセスを自動化し、ブランドのインバウンド会話に自動タグを付けることができます。
- ルールに名前をつけます
- 条件を「テキスト付きのメッセージ」を選んで、さらに「〜できない」や「教えてください」「緊急」「困っています」などのヘルプを求める=クエリにつながるフレーズを含めます。
- ソーシャルプロファイルと会話の対応を選びます。(例:Twitterのメンションコメント)
- 次に、アクションを[会話にタグを適用]として選択し、選択したタグを選択します
- 保存をクリックします
また、タグを使用することにより、非表示、削除、クローズ、割り当てなどの会話の総数や、ルールを介して実行されるその他のアクションをトラッキングできます。
新しいルールを作成中に、ルールが適用された回数を追跡したい場合は、通常どおりにルールを作成し、「非表示」や「削除」などのアクションを選択した後、追加のアクションを選択します。そして[会話にタグを適用]をクリックして、特定のタグを選択します。
たとえば、スパムとしてマークされた会話の数を追跡したい場合は、「スパム」「不適切」タグを作成してルールに追加できます。
アクション数を監視するには、タグ分析のインバウンドメッセージのウィジェットをご確認ください。
ルールエンジンでスパム対策をする
投稿で大量のスパムコメントを受け取っている場合は、新しいルールを設定して、スパムを自動的に取り除くことができます。
- ルールに名前を付け、スパムを受け取っているソーシャルプロファイルを選択します
- 条件「テキストを含むメッセージ」を設定し、スパムにありがちなフレーズを含めます。(例:Buy Followers)
- 会話の種類を選択し、アクションを[スパムとしてマーク]と[コメントを非表示]に設定します
- 保存をクリックします
Statusvbrewは spam management において業界トップクラスです。左のブログをぜひお読みください。
ルールエンジンでカスタマーサポートを自動化する
Statusbrewのルールエンジンを使用すると、ソーシャルメディアでのカスタマーサービスやカスタマーサポートを簡単に自動化できます。 あなたがルールエンジンで定義した条件に基づいて、カスタマーサポート担当者に会話を自動的に割り当てることができます。
Facebookでは、自動プライベート返信も設定できます。 たとえば、キーワードやフレーズ全体などの特定のトリガーに基づいて、ユーザーのコメント、投稿、プライベートメッセージにプライベートな自動返信を配信できます。
こちらのルールエンジン機能はもちろんFacebook広告やInstagram広告でも同様にご利用いただけます。
ルールエンジンで通知を設定する
Statusbrewのルールエンジンを使用すると、カスタムルールの通知を構成できます。 任意のプロファイル/プロファイルグループおよび任意のユーザー/ユーザーグループの任意の会話タイプに通知を設定できます。
Statusbrewが通知する方法は3つあります。
・Statusbrewアプリによるデスクトップ/モバイル通知
・メール通知
・Slack通知
次の通知送信の一部またはすべてを任意のルールで使用できます。 たとえば、同じルールのカスタマーサクセスユーザーグループへのSlack通知、カスタマーサクセスマネージャーへのEメール通知など、担当者が出来るだけ即気づけるように多くの手段をルールとして設定することができます。
Slack通知を取得するには、
・[Slackで通知]アクションを選択し、Slackチームを選択します
・通知するSlackチャネルを選択し、[保存]をクリックします
・StatusbrewでのSlackのインテグレーションの詳細をご覧ください。