ソーシャルメディア上では、非常に多くの「会話」が常にあなたのブランドの周りで発生しています。
Statusbrewでは「会話」を、ソーシャル上のユーザー間で発生するすべてのコメントやメンション、メッセージ、DM等を総称しています。
「会話」はブランドにとっての「資産(ソーシャルメディア・アセット)」です。ブランド・マーケティングとしての改善と組織のエンゲージメント管理のワークフローを完全に構築し直すためのツールとしてStatusbrewは設計されています。
コメント、ストーリーズへのコメント、広告コメント、DM、レビュー、メンションなど無数のエンゲージメントを自動的に管理するためにルールエンジンという機能を紹介しています。
ルールエンジンを使えば、指定した条件に基づいて会話を整理整頓することができ、ブランドの評判を落とすことを防ぎ、スパムや荒らし、炎上に備えることもできます。また、炎上対策だけではなく、マーケティングや営業ツールとしてソーシャルメディアを使っている際に、いち早く営業や接客のためにユーザーを見つけ出すことができます。
本記事を始める前に、Statusbrewのルールエンジンを最大限に活用するために、以下の内容を必ず確認してください。
ルールエンジン利用のベストプラクティス
あなたが多岐にわたるブランドのマネージャーとして、数々のソーシャルチャネルを管理している場合、各方面から受け取る多くのソーシャル上の会話を整理するのは非常に煩雑な作業です。
こちらに、エンゲージメント(会話)管理のためのベストプラクティスを4つ用意しました。
- Auto Tag Conversations with Rules
- Manage Spam with Rule Engine
- Automate Customer Service with Rule Engine
- Set Notifications with Rule Engine
条件に基づいてタグ適用を自動化する!
会話にタグ付けすることで、受信箱を効率化し、よりよく管理することができます。会話に付与するタグとは、例えば
- クレーム
- サービスに対するフィードバック
- 高評価
- 商品の注文
- インフルエンサーからのコメント
- 緊急の対応必須な内容
などです。
ルールを使えば、このプロセスを自動化し、受信した会話にブランドのタグを自動で付けることができます。
- ルールに名前をつける ex) 緊急対応のフロー
- 「テキストが含まれたメッセージ」という条件を設定し、「すぐに」「お願いします」など対応が必要なパターンに含まれるフレーズを含めます。
- ソーシャルプロファイルと会話の種類(ex: DM)を選択します。
- アクションとして「会話にタグを適用」を選択し、お好みのタグを選択します。
- 保存をクリックします。
またタグを使って、非表示、削除、クローズ、担当者にアサインされた会話の数や、ルールを介して実行されたその他のアクションをタグごとに記録することができます。これでクレームの数や顧客からの要望の数などを会話の数ベースに把握することができます。
ルールがトリガーされた回数を記録したい場合は、通常のルール作成時に、「非表示」や「削除」などのアクションを選択した後、「会話にタグを適用」という追加アクションを選択し、特定のタグを選択します。
例えば、スパムと判定された会話の数を記録したい場合は、「スパム」というタグを作成してルールに追加します。
ルールエンジンでスパム管理
あなたの管理するソーシャルプロファイルの投稿に多くのスパムコメントが寄せられている場合、新しいルールを設定して自動的にスパムを排除することができます。
- ルールに名前をつけて、対処したいソーシャルプロファイルを選択します。
- テキストを含んだメッセージという条件を設定し、スパマーがよく利用するキーワードを含むフレーズを記入します。
- 会話の種類を選択し、アクションを "スパムとしてマーク "と "コメントを非表示 "に設定します。
- 保存をクリックしてください。
カスタマーサポートの自動化
Statusbrewのルールエンジンを使えば、ソーシャル上のカスタマーサービスを簡単に自動化することができます。定義した条件に基づいて、会話をカスタマーサービスの代理店や担当部署、チームメンバーに自動割り当てすることができます。
またカスタマーサポートの内容によっては担当者が異なる場合もあるので、どんなチケット(会話)の時にどんな担当者にアサインする、そのアサイン方法はメールで、など取り決めます。
Facebookでは、個別返信を設定することもできます。例えば、ユーザーのコメントや投稿、プライベートメッセージに対して、キーワードやフレーズ全体などの特定のトリガーに基づいて、自動的にプライベートな返信を行うことができます。
この機能はFacebookのダイナミック投稿にもご利用いただけます。
ルールエンジンを通して通知設定を自動化する
Statusbrewのルールエンジンでは、任意のカスタムルールに対して通知の受け取り設定することができます。特定のソーシャルプロファイル/プロファイルグループ、特定のユーザー/ユーザーグループに対して、会話タイプの通知を設定できます。
Statusbrewがあなた/あなたのチームメンバーに通知する方法は3つあります。
- Statusbrew Appによるデスクトップ/モバイル通知
- メール通知
- Slackでの通知
以下の通知配信は任意のルールで使用できます。 例えば、カスタマーサクセスチームやマーケティングツームに対応するユーザーグループへのSlack通知、本部やマネージャークラスへのメール通知を同じルールで行うことができます。
Slackの通知を受け取るには、
- アクション「Slackに通知」を選択し、Slackチームを選択します。
- 通知を受けるSlackチャンネルを選択し、「保存」をクリックします。
またこの通知を設定するには、StatusbrewにSlackをインテグレーションさせる必要がございます。