Statusbrewの高機能アナリティクスでは、ウィジェットを中心としてレポートが成り立ちます。あなたのビジネスに合わせて、欲しい数字を好きな形で作成できるエレメントがウィジェットとなります。
必ずお読みください: Statusbrewの高機能分析レポートReport Labsの紹介
こちらの記事では:
ウィジェットとは?
ウィジェットの作成方法
ウィジェットのビジュアライゼーション
ウィジェットのディメンション
ウィジェットのフィルタリング
ウィジェットのカスタマイズ
ウィジェットごとのエクスポート
についてご紹介します。
ウィジェット(Widget)とは?
ウィジェットは、シンプルかつ簡単に作成できる分析エレメントで、あらゆる指標(データ)、ビジュアライゼーション(折れ線グラフ、ヒートマップ、円グラフなど)、(ソーシャルプロファイル、日付、アクションを起こした担当者)、フィルターなどを組み合わせることができます。
Statusbrewのダッシュボードとウィジェットの関係性について詳しくはこちら
Statusbrewでのウィジェットとは:
- ウィジェットは、各分野の設定ができ、ソーシャルプロファイル、センチメント、使用言語や市区町村などのディメンションのレイヤーを備えています。
- ウィジェットはクロス・ソーシャルネットワーク仕様になっています。つまりTwitterとInstagramなど複数のソーシャルチャネルを同じウィジェット内で比較して分析要素を作成できます。
- ウィジェットでは現在、選択する指標によって11種類のビジュアライゼーション方法からお選びいただけます。
- すべてのウィジェットはレポート作成画面でリサイズ、並べ替え、配置をドラッグ&ドロップで簡単に変えることができます。
- ウィジェットでは各自、選択した指標により合計値(SUM)と平均値(AVG)で出すことができます。
- ウィジェットごとにCSVダウンロードが可能です。
ウィジェットの作成方法
ウィジェットは、レポートのテンプレートまたは空白のレポートに追加することができます。最初のウィジェットを作成するには:
- Statusbrewのレポート
の上部にある"最新のStatusbrew高機能分析を試しませんか?"ボタンをクリックしてアクセスしてください
- 新規レポートの作成に進むか、左側のペインから既存のテンプレートを選択します
- 右上のウィジェットアイコン
をクリックして、さらに分析の対象期間を選択します
- このウィジェットの名前を記入して、ビジュアライゼーションをまず決めます。ウィジェットの名前は「知りたい答えのための質問」をオススメします。例えば「Which types of post (by tag) get more IG comments?(どんな投稿の種類が最もコメントを多く取得できたか)や、Profile Trend (ImpressionsとReachのバランス)などです。
- ビジュアライゼーションを決めたら、ついに分析指標(=メトリクス)を選択します。メトリクスのフィルターをクリックすると、タイピングして指標を検索できます。複数の指標をどんどん選択することができます。
- メトリクスを決めると右側に作成し始め、プレビューとして表示されます。リアルタイムで変更が右側にビューされますので、欲しい数字が取れるまで繰り返し編集いただけます。
- メトリクスによって、平均値(AVG)と合計値(SUM)をお選びください。
- 続いてディメンションを選択してウィジェットをより効果的に映し出します。ディメンションは、ソース元を選ぶものなので、ソーシャルネットワークごと、ソーシャルプロファイルごと、地域ごと、年齢ごとなどにブレークダウンできます。
- 「このソーシャルプロファイルの結果だけをみたい」などの場合は、プロファイルをフィルタリングしてください。
- これでよければ、保存ボタンをクリックするとウィジェットが一つ完成したことになります。
ウィジェットのビジュアライゼーション
ウィジェットでは、指標に応じて11種類のビジュアライゼーション(=可視化の表示方法)が用意されています。指標に応じて、それに最も適したビジュアライゼーションを選ぶことができます。例えば、Instagramでフォロワーの国を確認したい場合は、「マップチャート」を選ぶことができます。同様に、Facebookでコメントのセンチメントを把握したい場合は「円グラフ」を選択します。
数字や内容によって、適切だと思うグラフを選んでみてください。
現在利用可能なビジュアライゼーションです。
面グラフ (Area chart)
棒グラフ(Bar chart)
カラムチャート(Column chart)
ヒートマップチャート(Heatmap chart)
折れ線グラフ(Line chart)
表グラフ(List chart)
ナンバーチャート(Number chart)
円グラフ( Pie chart)
マップチャート(Map chart)
ツリーマップチャート(Treemap chart)
ワードクラウド(Wordcloud chart)
ウィジェットのディメンション
ウィジェットのディメンションは、利用可能なメトリクスの上にレイヤーを追加するものです。
メトリクスとディメンションの違い:
Googleアナリティクスと同等とお考えいただくとわかりやすいです。イメージしやすいようにご説明すると、
「○○という値を、□□ごとに見る」といった場合の○○がメトリクス、□□がディメンションです。
- インプレッションを、年月日ごと/投稿ごとに見る
- クリック数をメディアの種類ごと/タグごとに見る
となります。
ソーシャルプロファイル、日付、担当者、会話タイプなど、さまざまなパラメータのデータを分解するのに役立ちます。
以下は、利用可能なすべてのウィジェットディメンションの一覧です(選択したメトリクスに応じて異なります)。
- ソーシャルプロファイル(Social profile)
- 日付(Date) (曜日, 時間帯, 年月, ヒストグラム)
- タグ(Tag)
- 担当者(Actor)> (すべてのあなたのチームメンバー)
- 会話のタイプ(Conversation type)
- センチメント(Sentiment)
- コメントのタイプ(Comment type)
- 評価(Rating)
- 星評価付きのクチコミ(Rating with comment)
- 使用言語(Language)
- ローカル(Locale)
- 市区町村(City)
- 国(Country)
- 性別(Gender)
- 年齢層(Age)
- Facebookストーリーズ(Facebook Story)
例えば、会話のクローズ合計数(Conversation Total Closed)というメトリクスを選んだとして、 その際にディメンションとしてソーシャルプロファイルを選択します。
これにより、選択した期間に異なるソーシャルプロファイルで交わされたすべての会話の「クローズ数(コメントへの対応完了数)」が表示されます。 同じウィジェットに「担当者」などの別のレイヤーを追加することができます。これにより、選択した期間にチームの異なるメンバーが異なるソーシャルプロファイルでクローズしたすべての会話数が表示されます。
どの時期にどのチームメンバーがより顧客対応していたのかを把握できます。
Note:ディメンションは指標ごとに異なり、表示されるディメンションの数や種類は、選択した指標によって異なります。
ウィジェットのフィルタリング
ウィジェットのフィルターは、データのさらなる掘り下げに役立ちます。お好みのソーシャルネットワーク、ソーシャルプロファイル、プロファイルグループなどの指標とディメンションの組み合わせをさらにフィルタリングすることができます。
以下は、利用可能なすべてのウィジェットフィルター一覧です(選択したメトリクスに応じて異なります)。
- ソーシャルプロファイル(Social profile)
- ソーシャルネットワーク(Social network)
- 担当者(Actor)
- 会話のタイプ(Conversation type)
- センチメント(Sentiment)
- タグ(Tag)
- 投稿のログタイプ(Post log type)> 承認済み、却下済み
- 最初の返信(First reply)
- コメントのタイプ(Comment type)
例えば、Instagramに寄せられるコメントの種類ごと(DMなのかメンションなのかコメントなのか)、さらにセンチメントごとに分け、そこでフィルタリングでアカウントごとやタグごとにも振り分けていただけます。
Note:フィルターはメトリクスごとに異なり、表示されるフィルターの数や種類は、選択したメトリクスによって異なります。
ウィジェットのカスタマイズ
より良い見栄えのために、サイズや位置をレポート作成画面の中で変更できます。
ウィジェットのサイズを変更するには:
- サイズを変更したいウィジェットにカーソルを合わせます
- 右下の
アイコンをクリック&ホールドし、お好みでウィジェットのサイズを変更してください。
ウィジェットの位置を変更するには:
- ウィジェット右上のこちらのマーク
をカーソルでホールドします
- ホールドしながらドラッグ&ドロップでお好みで位置を変えていただけます
ウィジェットのエクスポート
StatusbrewはウィジェットごとにCSV形式でエクスポートをサポートしています。ウィジェット右上の3点ドットメニューをクリックしてCSV形式でエクスポートを選択するとエクスポートが自動で開始します。